えんすうじんとは、「何か熱狂できるもの」を探し求める生き物である。
毎日、何か熱中できること、心から楽しめることを探して試行錯誤している。
さまざまなことに挑戦し、体験してみることをモットーにしている。
これまでも、スポーツにしろ文化的なものにしろ、
一般的な趣味といわれているものや、流行りのものは試してみた。
が、えんすうじんが本気で夢中になれるものは、まだみつかっていない。
いろいろ試すうちに、えんすうじんは気付いた。
何を面白いと思うのはほんとうに人それぞれだと。
そして王道といわれる趣味だけでなく、
まったくの未知な行いに対して、それを感じる時もある、と。
人生100年といわれる時代、なんの趣味も、楽しみもなくてよいのか。
なくてももちろん、生きてはいける。
ないほうが時間と金銭に余裕を生む場合もある。
むしろ熱中しすぎて、義務や責任がおろそかになる可能性すら抱えている。
それでも、そうだとしても。
ものすごく好きなもの、楽しめるものがある人は幸せだ。
趣味は人生を、ほんとうの意味で豊かにしてくれる。
だからえんすうじんは、今日も「熱中できる何か」を探し続ける。
これは、えんすうじんの、心から楽しめる何かをみつけようとする記録である。