2回目の新型コロナ予防接種の対応、対策について

コロナ予防接種 病気と予防
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新型コロナ(COVID-19)の予防接種、2回目の体験談です。
事前に必要な準備や当日について、副反応の対応など、対策をまとめました。

新型コロナ予防接種2回目の対応、対策について

先日、4週間の間隔をあけ、新型コロナ(COVID-19)の予防接種2回目を受けました。
前回同様、職域接種のため、接種したワクチンの種類はモデルナ社製でした。

個別接種や集団接種でも接種にあたり準備することや対策、接種後の注意は同じであり
またファイザー社製を使用した場合でも副反応に対する対応も同様となります。

「2回目の接種は副反応が強く出る」という話を聞いて
不安に思われている方の参考になればと思い、体験をまとめてみました。
(私個人や職場の人が受けた個人的な感想も含みます。
 また細かな対応は自治体や職場によって異なるかもしれません)

接種前の心得(準備など)

一度目は接種時の痛みも思ったほどではなく、副反応が軽かった方は、
2回目について気軽に考えてしまうかもしれません。

しかし職域接種ということもあり、
数多くの2回目接種後の反応を見る機会を得ることなりましたが
2回目接種は多くの準備が必要となります。

まずはスケジュールの調整です。当日の接種以降はもちろん、次の日、
できればその翌日くらいまで、万が一の際は仕事や学校などをお休みできるように
スケジュールを調節しておきます。
(もちろん勤務先にはこの日に接種する旨伝えておきます)
大げさに思えるかもしれませんが、結論から申し上げますと、程度の差こそあれ、
熱や痛みなどの副反応は出ると思っていたほうが間違いないと思われます。

そのため解熱剤や体調を崩した時の食料といった準備は必要となります。
厚生労働省のサイトにあるように、持病のない方以外は市販の解熱鎮痛薬で対応できます。

接種し帰宅後はあまり腕が動かせなかったり、発熱が始まる恐れがあるので、
食事の支度や掃除、ペットの世話など、先にできることは済ませておきます。

接種する際の注意点

当日の持ち物は一回目と同様に、自治体から送付された接種券
ボールペンなど消せないもので記入済みの予診票
免許証や保険証、マイナンバーカードといった身分証明になるものです。
いつも飲んでいる薬がある方はお薬手帳も持っていきます。

受付、問診、接種までの流れは、一回目とほぼ同じですが、
2回目であることの確認を受けます。(予診票にも記入箇所があります)

問診後に並ぶ間に、肩まで出せるようにすぐに出せるように準備し
医師に名前を確認された後に接種します。
1回目よりかはリラックスして受けることができるかと思われます。
相変わらず痛みを感じるのは針を刺す時くらいの軽いものでした。


 

 

 

接種後にすべきこと・しないこと

接種後は書類の作成を行います(本人ではなく、病院や会場の方が行います)。
ワクチンを接種した日時や場所が記載されている、
新型コロナワクチン接種記録書(もしくは予防接種済証など)へ、
使用したワクチンの個別情報QRコードの入ったシールが貼られます。
1回目、2回目ともに貼られていることを確認します

この記録書は大切に保管します。

また接種券は提出する書類に貼られますので手元には残りません。

現場はまだまだ混乱しているようです。
接種券ではなく、誤って「診察したが接種できない場合」の券が
提出書類に貼られているケースがありました。
(一回目の接種券と、一回目の 「診察したが接種できない場合」の券がはがされ、
 2回目の接種券がなぜか残っていることに気が付いたそうです)
すぐに受付に問い合わせ、事なきを得ましたが(2回目の接種券に張り替えた)
経過観察の間に、手元の接種券を確認したほうが安心かと思われます。

同時に「経過観察時間:○○時○○分まで」と書かれた紙を受け取り、
控室で15分間、経過観察します。

時間になったら、できる限りすみやかに自宅に帰宅するしたほうが良いと思われます。
遠出したり、体力を使う仕事に向かうことはおすすめできません
一回目のときよりも副反応が出始めた時間が早かったという声が
職場や知人から出ていました。

できるなら、帰宅後にすぐに入浴することをお勧めいたします。
腕の痛みは1回目よりも強く・早く出るため、
その日の晩の入浴時に頭髪を洗うのに大変苦労したという女性が多かったからです。

その後(副反応について)

職場の10数人、家族、知人などを含めて、腕の痛みはほぼ全員出ました。
そのうち腕を上げるのもきつかった、という人は女性に多く半数以上でした。

発熱は8割くらいで、そのほとんどが37.5度前後でしたが、
10代後半や20代前半は39度以上の高熱を出していました。
(生まれて初めての高熱だそうです)
発熱の前には、夏場でもエアコン無しで良いくらいの強い悪寒を感じます
悪寒を感じたら、このあと熱が上がる前触れと思ったほうが良さそうです。

また体質によっては関節痛に苦しみます。
私は熱自体は37.8度 くらいでしたが、
手首、ひじ、ひざ、足首といった関節がかなり強く痛みました。
この熱なら解熱剤を飲むほどではないな、と考えていましたが、
あまりの激痛に(寝ていられないくらいでした)解熱鎮痛剤を飲みました。
効果は大変高く、服用後は問題なく休むことが出来ました。

解熱鎮痛薬は連続して飲むことができないため(時間間隔をあけなくてはならない)
服用するタイミングには気を付けたほうが良いと思われます。
つまり高熱や痛みを避けたいといって早めに飲んでしまうと
実際に苦しいときには飲めなくなってしまう可能性があります。
国内で販売される著名な解熱鎮痛薬のほとんどは早く効きますので、
「熱が○○度以上になった」「関節痛で眠れない」という状態になってからの服用が
その後も考えると良いのではないでしょうか。

副反応はビックリしますし辛いものですが、コロナやインフルエンザなどに
実際に罹患するのと大きく異なり(当たり前ですが)ほとんど丸1日で回復できます。
接種した夜に39度以上出た人たちも、次の日の晩にはたいぶ収まったそうです。
(その翌日の朝からもう平常通りだったとのことです)
関節痛も、接種した翌日の夜には薬を服用することなく過ごせました。

私の職場や周囲では見られませんでしたが、まだまだワクチンについては
わからない部分もあると思われます。
高熱が続いたり、何かしらの異常がみられる場合があるかもしれません。
その時は医療機関(接種会場で連絡先を受け取ります)へお電話してみましょう。
もちろんお住いの自治体の予防接種担当部門に電話するのもOKです。

まとめ

何やら副反応が怖いように思えるかもしれませんが、
しっかり免疫が付き、コロナに対抗できる体になった証明でもあります。

また腕を動かすと痛いかな?くらいで済んだ人も多くいますし、
発熱といっても計ったら37.1度だったよ、という人もいました。

スケジュールに余裕を持ち、身の回りの整理し、
食料や解熱鎮痛剤などを準備しておけば、乗り越えられるのはないでしょうか。

これにより、コロナ禍という異常事態の収束に一歩近づくことができると思います。
2回目の接種を多くの人が問題なく(苦労や苦痛なく)
済ませることができようお祈りいたします。

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