自転車交通事故の裁判について03

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前回は事故のあらましでした。

女神の壊れた天秤03を読む↓

交通事故は、程度の差はありますが、
怪我をすると治療すればよい、という単純なものではありません。

まず家族に影響を及ぼします。
Sさんのように幼い子どもが2人もいればなおさらです。
さらに夏休みとあっては、家族での旅行をキャンセルしたり
いろいろ悲しい思いをさせることになってしまいます。

そして仕事。
いきなり欠員が出たり、引き継ぎさえ出来ずに出社できなるなるのです。

怪我の痛みや不自由さも大変だったと思われますが、
心労はそれ以上だったと思われます。

今回、Sさんの行動で少し残念だったのが(仕方ないとは思われますが)
治療を早めに切り上げてしまったことかもしれません。

早く仕事に戻りたい、多少不自由でも仕事はできる、
そういった理由だとは思いますが、
加害者や保険会社からみると「その程度の怪我」ということになります。
あくまでも書類で判断するので当然といえば当然ですが、
のちのちその分、軽い扱いを受けることになったことを思えば、
初めに医師に提示された完治までの日月を休養したほうが良かったのかもしれません。

次回から、事故の相手の「とんでもない主張」が始まります。

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