作り置きと時短調理の組み合わせ

キッチン 生活
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作り置き派?時短調理派?

食事は、その家族構成や仕事、一日何食食べるかといった個人差を抜きにしても
基本的には避けて通れない(もしくは避けるどころか楽しみな)生活の一部です。

昨今は外食だけでなく、お弁当やファストフードなどを購入したり、
スーパーでおかずだけを買うこともできます。

もちろん家で選び、電話やネットで注文して待っているだけで、
デリバリーサービスで食べたいものを運んでもらうのも
ウーバーイーツが一般に浸透する前からある食事の得方でした。

しかし健康や経済的な観点からも、まだまだ自宅で食事を作る人は多いかと思います。
「どんな食材が入っているのか」きちんと安全性を確認でき、
さらには自分好みに仕上げることができるメリットもあるからです。

しかし忙しい人にとっては、食事を作る時間は日々の生活の負担になります。
しかも疲れて帰ってきてから作るとなるとなおさらです。
遅く帰ってきて、それから調理を始めるとなるといろいろ大変になってしまいます。

料理時間を削減するには

そこで、料理時間を削減すべく、みなさんいろんな手段を取っていると思います。
大まかに分けるとすると、以下の二派になります。

ひとつは「作り置き派」
週末や早く帰れた時などに、主菜・副菜などを調理して冷凍・冷蔵しておきます。
これらを平日は、常備菜を器にうつしたり(雑菌が入るのでさすがにそのままは無理ですが)、
着替える時間などにレンジで解凍したりオーブンで焼くだけで完成。
洗い物も保存容器を洗うだけ(捨ててしまうのもあり)です。

もうひとつは「時短調理派」
時短メニューと呼ばれる、長くても30分もかからず調理できる料理を作る派です。
早いものだと10分かからないメニューも多数存在するため、
料理が得意な人や慣れている人に多い選択です。
切った材料をまとめてレンジで蒸ししたり、
一口大や薄く切ることで、なるべく火の通りをよくしたお肉を
フライパンでさっと焼いたり、あとはオーブントースターにお任せするのもOKです。

作り置きのメリット・デメリット

作り置きのメリットはやはり、週末に買い物の段階からじっくり準備できるため、
数多い食材を利用した栄養高いメニューを提供できることにあります。

また洗い物など、平日の負担をなるべく減らすことができます。

さらに、あとは焼くか温めるだけなので、メニューも何も考える必要がなく、
平日の調理は他の人(あまり料理が得意でなくても)でも担当できます。

加えて、お肉の下ごしらえ済などは冷凍することで味が染みたり柔らかくなるため
いきなり調理するより美味しくいただけることもあるのです。

冷凍保存できる容器や袋など、大きさや形をそろえておくと便利です。
またシリコンバッグやそのまま温めまで一直線!のホウロウ製の容器
何度でも使えて切らしてしまう可能性もないうえにエコでもあります。

デメリットとしては、貴重な週末の時間をかなりつぶしてしまうことだと思います。
一週間ぶんとなると、メニューから買い物、調理とこなしていくだけで、
人によっては一日を費やしてしまう恐れもあるからです。

また予定や食べる量など、予測通りにはいかないことも多いことが
ストレスになってしまうかもしれません。

すぐできる派のメリット・デメリット

もちろん最大のメリットは、週末ものんびりできる、ということです。
週末自体は家事から解放されたい人にはうってつけではないでしょうか。

平日は、宅配で届いたものや常備野菜、買い置きの肉などで、
電子レンジやオーブンの機能を使いこなしたメニューを作ることになるため
その日の体調や気分に合わせた味付け、ボリュームに変更することができます。

一人分から気軽に使えるシリコンスチーマーは、
たくさんの野菜が取れる温野菜サラダからメインの料理まで幅広く使えます。

切るのが面倒な場合は、スライサーの種類をそろえておくと
千切り、薄切り、みじん切りなどが手早く済みます。

あまり深く考えずに過ごせる方法ではありますが、
反面デメリットとして、日によっては食材が少なかったり
同じものが続いてしまう可能性があります。
また帰宅後の疲れた時には「何作ろう・・・」と考えることさえおっくうなものです。

臨機応変が一番

人の生活パターンによって、いろいろな対策があると思いますが、
どの人にも一番良いのが臨機応変、複合型ではないでしょうか。

週末、短時間でできるような作り置き、例えばお肉に下味をつけて保存なら数分で出来ます。
マヨネーズ&味噌や、焼き肉のたれで豚肉や鳥のもも肉、胸肉などを漬けるだけです。
これを数品やることで、メインディッシュを用意しておきます。

平日はこれに、すぐできるサラダ(袋のものでも)やレンジで作れるお浸し、
野菜たっぷりの味噌汁を添えるだけで、とりあえず最低限の栄養価は取ることができます。

週末に副食を数種作れたら一番ではありますが、家事に追われる一週間にしてしまうのは
ちょっともったいないかもしれません。
よほど食事に凝りたい人、料理が好きな人以外は、
週末の作り置きには極力時間をかけないことが、長続きする秘訣だと思います。

肉にしろ野菜にしろ、切っておくだけでも平日の負担は全然違うものです。
ほとんどの野菜は何かしらの形で冷凍できるため、
安いときに保存しておけば何かと便利です(味噌汁の具にはなってくれます)

特に家族のため、と作り置きに熱心になるあまり、ストレスに感じている人もいます。
生活に良いからやっていたはずなのに、いつしか過大な負担に変わっていたのです。

もちろんラクを基準にするのは弊害も多いですが、
仕事の変化や家族の成長などライフスタイルに対して、
こまめな変更を忘れない
ことが、結果幸せな生活につながっていくと考えられます。

まとめ

忙しい人はみなやっていることではありますが、
食事に関するタスクの見直しをお勧めしたいと思い、記事にしました。

安易に習慣になっているものも
「なにが負担で、なにが嬉しいか(大切か)」を基準にこまめに見直すと
生活パターンを大きく改善できることがあります。

みなさま、より楽しく幸せな食生活をお楽しみください。

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