百均の植物どこまで育つ?どれだけ増える?

百均植物 生活
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百均の植物 どこまで育つ?どれだけ増える?

100円均一に行くと、商品の種類があまりに多くて驚きます。
「こんなものまであるんだ!」とついつい買ってしまうことも。

そして季節やタイミング、お店の規模によって異なりますが、
店先に何種類もの観葉植物が販売されています。

テーブルヤシやアイビー、パキラやドラセナ、
サンスベリアにいたっては土に植えられず、そのままの姿で売られています。
(サンスベリアは乾燥に強いので、その状態でも大丈夫な植物です)

それをみて、家の中にグリーンがあると良いかな、と思いつき、
気軽に買ってみたのは7,8年前のことです。

お店にもさまざまな種類の観葉植物がありましたが、
その時に選んだのは「ガジュマル」と「花月」(通称、金の生る木)。

当時、南に「ガジュマル」を置くと厄除けになり、
西には丸い葉を持つ「花月」が良いと
聞きかじりの風水にあったので、これらを選びました。

この100均植物は、育てていくうちにどうなっていくかレポートします。

最初は手のひらサイズ

最初は手のひらに乗るほどの、とても小さな鉢でした。
どちらも高さは4,5センチ程度のこぶりのものです。

当初はお部屋に飾るインテリアとしての用途だったので、
スマートなアレンジができるものを選びました。

最初からかわいい容器に入れられた状態で販売されている商品もありますが、
私が買ったものは、茶色のプラスティック製の容器に入れられており、
土も少なかったので、それに適したおしゃれな器も、併せて購入しました。
(観葉植物用の土も売っていたので買いました)

ガジュマルは沖縄など南国のイメージですが、比較的寒さに強く育てやすい品種です。
でも、やはり暑いところがお好みかと考え、南のよく日に当たるところに置きました。
また高温多湿の生まれとあったので、さすがに水は絶やさないようにしました。

花月は西側にちんまり飾っておきました。
こちらは水をあげすぎると根腐れしてしまう品種なので
放置しておくのが基本のお世話なため、忙しい人にはぴったりです。

それぞれが焼き物の可愛い器に入れられ、
カフェのインテリアのごとく(自己満足ではありますが)
せいいっぱいオシャレなテイストで、家の中に飾ってみました。

 

お世話と植え替え

「初心者でもお世話がしやすくて育てやすい!」と売り場のポップにあったとおり、
2種類とも、ほとんど手がかからずに済みました。

しかしそんな日々もあっという間に過ぎていきます。

日頃のお世話はたいしたことないのですが、
購入したときの鉢ではあっという間に狭くなり、バランスが悪くなってしまったのです。
1度目の植え替えは半年後。
あわててちょっと大きめの鉢に植え替えてみました。

その後も順調に成長し、高さも横幅もめきめき大きくなり、
1年に一度は新しい鉢に植え替えることになりました。

大きくなればなるほど、植え替えは一大事です。
ただ鉢の大きさを変えるだけでなく、栄養や水はけなども考慮し、
根っこを傷つけないように移植するのです。

この頃にはとにかく存在感が大きく、オシャレさはとうに失せ、
鉢植えの植物という段階を超え、とうとう「木」の領域に到達していました。
「今日も元気だ日光がうまい」といった風情を大胆に漂わせています。

こうなると別にオシャレでなくても(もともと部屋自体オシャレではないので何ら問題ない)
「あの小さかったアイツが・・・」と感慨にふけったり、
どこまで大きくなるのか試してみたくなっていました。

鉢植えも巣立つ

彼らは私の期待に応えるかのように成長を続けました。
そして、とても室内に置いておけなくなった彼らは、
外のほうが世話もしやすいこともあり、とうとう外に出されました。

ガジュマルは我が家で最高に日の当たる南向きのベランダ。
花月は西の玄関の横に。
とにかく大きくなり、枝も高さも伸び放題でした。

ガジュマルの枝や葉はときどき落として、プードルのようにカットを楽しむことにして、
上側に大きな球、足元に小さな球、というデザインにしました(個人の趣味です)

花月は切れた枝だけでなく葉さえも、容易に挿し木で増やせるので、
どんどん増やす方向性にしました。

家を出た彼らは、さらなる成長をとげることになるのです。

ある意味、限界

お日様浴び放題の環境に置かれたガジュマルは、背がぐんぐん伸びました。
品種についてもう一度調べると、さらっとガジュマルは大木になるとありました。
そうです、沖縄にナチュラルに生えているあの木、あれがガジュマルです。

私は猫だと思って飼っていたらトラだった人の気持ちがわかりました。
(そういう方がいるかはわかりませんが)

一方花月は別の作戦にでてきました。分身の術です。
重そうな枝を落としてやると、それはそれでニュー花月として生息するのです。
花月はそもそも、枝から「挿し木」で増やすことも、
ちぎれた葉っぱ1枚から根を生やす「葉挿し」でも、増やせる品種なのです。

そりゃもう増えるわ増えるわ。
わりと大きくなるものから、小さいままの姿を現状維持するものなどで
家の西側が花月で埋まったため、増やすのは停止しました。

ガジュマルは苦肉の策ですが、程よい高さで幹の一番上をカットして、
それ以上は伸びないようにしました。
それでも横枝は幹の下から上までにょきにょき生えてくるので、
ガジュマル・プードル・カット(勝手に名付けた)をキープするためには
たまに床屋にならなければいけません。

結果(現在の姿)

そしてこれが、彼らの現在の姿です。

対比するものがないので伝わりにくいかもしれませんが、
もはやインテリアというより立派な庭木です。

この件についての結論としては、百均の観葉植物とは、
最初はインテリアとして、次に育成ゲームとして、最後には庭木として
楽しませてくれたり活用できる、優れた商品だと思います。
いろんな意味で生活を潤してくれるからです。

良い買い物をしました。たぶん。

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