すっかり日本でも「トムヤムクン」や
「グリーンカレー」といったタイ料理はおなじみとなりました。
そんなタイは観光地としても、学生から大人まで幅広く楽しめる場所です。
そんなタイの旅行ガイドを、実際に行った時の写真でご紹介いたします。
全部楽しみタイ!
タイはインドシナ半島にあり、カンボジアやミャンマーと隣接するアジアの国です。
国王制であり、タイはあくまでも通称で、公式の英語表記はThe Kingdom of Thailand、
つまりタイ王国です(タイランドとも)。
20世紀前半までにシャムと呼ばれていたため、
この国でのみ飼育されていた青い目を持ち、
耳や手足が黒いスリムな猫は「シャム猫」と称されています。
熱帯性の気候でモンスーンの影響を受け、8~10月は激しい雨に見舞われます。
そのため旅行に適する時期としては比較的涼しく雨も少ない
11月~3月くらいがおすすめといえます。
ただし、暑い時期も「タイらしさ」満載で良いかもしれません。
私はこの暑い時期に行きましたが、フルーツがとても美味しかったです。
夏ならではの伝統的なお祭りもあります。
そんなタイを楽しみつくすための4つのポイント(見どころ)を、
実際の記録とともにご紹介いたします。
1・たくさんの歴史的建造物
タイにはその全国に多くの歴史的な建造物や仏像などを有し、
細長い国のいたるところ、とても見どころの多い国です。
下はワットアルンの遺跡です。
緻密、精巧でありながら町や自然と調和しているのがタイの建造物の特徴だと思います。
バンコクは近代化も進み、町を歩く人もおしゃれで、雰囲気は日本の都市とあまり変わりません。
が、歩くうちに由緒ある建造物に出会うことができます。
また、アユタヤ王国の名残であるアユタヤ遺跡は必見です。
エリアは大変広く、あちらこちらに寺院や王宮の跡が見られ、
アユタヤ王朝が強大で栄えていたことが伝わってきます。
しかしそのほとんどが国外からの攻撃を受けて破壊されていてそのままの姿をみることはできません。
ときどき歩きにくい場所がありますが、時間の許す限り歩き回り、
歴史を感じていたいと思う場所でした。
また仏教国であるタイらしく、国内では本当にたくさんの仏像や仏画を見にすることができます。
中でもワット・マハータートにある木の根で覆われた仏頭は
荘厳かつ敬虔な雰囲気に包まれ、見るものを驚かせ圧倒しました。
2・美しい海
幅広く海に面しているタイでは、ビーチ環境も整っており、マリンスポーツを楽しむことができます。
ただ眺めているだけでも大変美しいのですが、
波は穏やか(日によるかもしれませんが)で温かく、
浅瀬でパシャパシャ遊んだり、ビーチで寝転んで過ごすのにはうってつけの海でした。
日本人以外の外国人観光客もみかけましたが、
通常のビーチリゾートに比べると閑散としているので、
海をゆったりと堪能することができました。
3・ショーやアトラクション
タイといえば、水上マーケットかもしれません。
水の上を小舟に乗り、左右に並んだ数多くのお店の間を流れていきます。
色とりどりのフルーツやお魚、焼き物などがありますが、
正直ツアーで行く水上マーケットはあくまでも観光客向けらしく
品物もあれ??というものや、値段もかなり高いものになっていると、
地元の学生さんが教えてくれました。
それでも眺めるだけならとても楽しいのですし、
日本にはない野菜や珍しいフルーツも見られるので体験をおすすめします。
夜は踊りのショーや、ムエタイの試合を見に行きました。
ニューハーフの方はタイでは「レディーボーイ」と呼ばれ、
華やかで多彩な一流のショーを見せてくれます。
レディーボーイは一般の店でも働いていらっしゃるので、
日本の企業よりも働きやすい環境なのかもしれません。
ムエタイの試合は、戦うまでの長い長いお祈りのような歌が印象的でした。
正直、リング上で戦う二人よりも観客のほうが殺気立っていて怖かったです。
現地を案内してくれた人に聞いたら、客同士が賭け事をしている場合もあるそうで
そのため観客も本気?だったのかもしれません。
その他、象にのれる動物園がありました。
背に乗るととても高い位置になるので少々怖いのですが、
象の頭のてっぺんに数センチの毛がちょこちょこ生えており、
それを触ると針金のように硬かったので驚きました。
4・食べ物・飲み物
その他、タイの魅力はたくさんの美味しい料理です。
カニのカレーや春雨のサラダなど、すでに日本でもお馴染みになった料理は
本場だととても辛いのですが、お店によってはあらかじめ頼んでおくと
辛みを弱めてくれるので交渉してみたほうが良いかもしれません。
またパクチー(香菜:シャンサイ)が入っているものは、
これがメインなんじゃないかというほど大量に入っていたりします。
私は好きなので問題ありませんが、苦手な人は要注意です。
先述のとおり暑い時期にいったこともあり(たぶん一年中かも)、
パイン、マンゴー、ドラゴンフルーツなど、とにかく果物がなんでも美味しかったです。
スイカのジュースは味が濃く、キンキンに冷えていても甘みが強かったです。
食事のたびだけでなく、水分補給のため移動でも飲んでいました。
どうやらスイカのジュースには塩も入っているらしく、
熱中症の予防に良いよと現地の学生に教えてもらいました。
ちなみにビーチで、ココナッツの実にストローがささっている飲み物を飲みましたが、
想像とだいぶ異なり、夢は夢のままでいたほうがよかった味でした・・・。
まとめ
見どころがあまりにも多いので、タイにいくなら多めの日程を組んだほうが
堪能できるかもしれません。
注意点としては、敬虔な仏教国なので彼らの信仰に対して失礼なふるまいを避けることや
なんといっても熱中症に注意したほうが良いです。
水分だけでなく、塩分を取り、日本にいるとき以上に自分の体調に気を付けましょう。
タイには楽しさ、荘厳さ、やさしさ、美味しさ、いろいろな魅力がつまっていました。
また行ってみたい国のひとつです。